「SBI証券と楽天証券、どっちで口座を開設すべき?」と迷っている夫婦に朗報です。実は両方使えば最強です。夫婦で証券会社を分けることでポイント二重取りが可能になり、年間で数万円相当のポイントを獲得できます。本記事では、SBI×楽天の組み合わせが選ばれる理由から、具体的な配分例、20年間のポイント累計シミュレーションまで詳しく解説します。
SBI×楽天の組み合わせが人気な3つの理由
夫婦で「夫はSBI証券、妻は楽天証券」(またはその逆)を選ぶ家庭が増えています。人気の理由は大きく3つあります。
理由1:ネット証券シェア1位×2位の安心感
SBI証券と楽天証券は、ネット証券の口座数で1位・2位を占める業界トップ2社です。投資信託のラインナップ、取引手数料、システムの安定性のいずれも高水準で、長期投資に必要な信頼性があります。
理由2:ポイント還元の種類が異なり二重取りが可能
SBI証券はVポイント(三井住友カード経由)、楽天証券は楽天ポイント(楽天カード経由)と、還元されるポイントの種類が異なります。夫婦で分けることで、2種類のポイントを同時に貯められます。
理由3:アプリや銀行連携の強みが補完的
| 比較項目 | SBI証券 | 楽天証券 |
|---|---|---|
| 投信本数 | 約2,600本以上 | 約2,500本以上 |
| クレカ積立還元率 | 0.5〜3.0%(三井住友カード) | 0.5〜1.0%(楽天カード) |
| アプリ | SBI証券アプリ | iSPEED |
| 銀行連携 | 住信SBIネット銀行 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| 得意分野 | 米国株・IPO | 楽天経済圏・初心者向けUI |
詳しくは「SBIvs楽天の詳細比較」や「おすすめ証券会社ランキング」をご覧ください。
ポイント二重取りの仕組みと年間獲得額
SBI×楽天の最大のメリットは、クレジットカード積立によるポイント二重取りです。
SBI証券では三井住友カードで投資信託を積立購入すると、月10万円までVポイントが付与されます。楽天証券では楽天カードで月10万円まで楽天ポイントが付与されます。
| 月額積立 | SBI側(Vポイント・還元率1.0%) | 楽天側(楽天ポイント・還元率0.5%) | 年間合計ポイント |
|---|---|---|---|
| 夫婦合計 月10万円 | 6,000pt(月5万円) | 3,000pt(月5万円) | 約9,000pt |
| 夫婦合計 月15万円 | 12,000pt(月10万円) | 3,000pt(月5万円) | 約15,000pt |
| 夫婦合計 月20万円 | 12,000pt(月10万円) | 6,000pt(月10万円) | 約18,000pt |
※SBI証券の還元率は三井住友カードゴールドNL(年間100万円利用で年会費永年無料)の場合1.0%で計算。楽天カードは通常カードの0.5%で計算。カードの種類により還元率は異なります。
同じ証券会社で夫婦2口座を開設した場合、ポイントの種類が1つになるため、この「二重取り」効果は得られません。
具体的な活用例:夫SBI・妻楽天の配分
実際のモデルケースで具体的な配分を見てみましょう。
| 項目 | 夫(SBI証券) | 妻(楽天証券) |
|---|---|---|
| 年齢 | 35歳 | 33歳 |
| 年収 | 550万円 | 400万円 |
| 利用カード | 三井住友ゴールドNL | 楽天カード |
| 月額積立 | 10万円 | 5万円 |
| つみたて枠 | eMAXIS Slim 全世界株式 月5万円 | eMAXIS Slim S&P500 月5万円 |
| 成長投資枠 | eMAXIS Slim S&P500 月5万円 | ―(つみたて枠のみ) |
| 年間ポイント | 約12,000 Vポイント | 約3,000 楽天ポイント |
世帯合計で月15万円、年間約15,000ポイントを獲得できます。Vポイントはそのまま投資信託の購入に充当でき、楽天ポイントは楽天市場での日用品購入や投資信託の購入に使えます。
収入が高い夫がSBI証券で多めに積み立て、クレカ還元率の高い三井住友ゴールドNLのメリットを最大限活用する設計です。
10年・20年のポイント累計シミュレーション
ポイントは「1年だけ」で見ると少額に感じますが、10年・20年単位で見ると大きな差になります。
| 期間 | SBI側ポイント累計 | 楽天側ポイント累計 | 合計ポイント |
|---|---|---|---|
| 5年 | 60,000pt | 15,000pt | 75,000pt |
| 10年 | 120,000pt | 30,000pt | 150,000pt |
| 20年 | 240,000pt | 60,000pt | 300,000pt |
※上記モデルケース(夫月10万円・妻月5万円)の場合。還元率はSBI 1.0%、楽天 0.5%で固定計算。
20年間で合計30万円相当のポイントが得られます。さらに、獲得したポイントを投資信託の購入に再投資すれば、複利効果でリターンが上乗せされます。
たとえばSBI証券で毎月1,000ポイントを再投資した場合、年率5%で20年運用すると約41万円に成長します。「たかがポイント」と軽視するのはもったいないでしょう。
管理の手間を解消する3つの工夫
「証券会社を2つに分けると管理が大変そう」という声もありますが、以下の3つの工夫で簡単に解消できます。
工夫1:マネーフォワードMEで両口座を一元管理
家計管理アプリ「マネーフォワードME」にSBI証券と楽天証券の両方を連携すれば、アプリ1つで世帯全体の資産額を確認できます。銀行口座も含めて連携すれば、預金・投資・負債の全体像が一目瞭然です。
工夫2:月1回の「夫婦マネー会議」を習慣にする
毎月月末に15分だけ時間を取り、お互いの口座画面を見せ合う「夫婦マネー会議」を習慣にしましょう。確認する項目は以下の3つだけです。
- 今月の積立は予定通り実行されたか
- 世帯合計の資産額はいくらか
- 来月の支出予定で調整が必要か
工夫3:Googleスプレッドシートで簡易ポートフォリオ管理
SBI証券と楽天証券それぞれの残高を、月1回スプレッドシートに転記するだけでも推移が見える化できます。グラフ機能を使えば、資産の成長を実感できてモチベーション維持にもつながります。
まとめ
SBI証券×楽天証券の組み合わせは、ポイント二重取り・各社の強みの補完・管理のしやすさのバランスが取れた、共働き夫婦に最適な選択肢です。
この組み合わせが向いている夫婦は以下のとおりです。
- 三井住友カードと楽天カードの両方を持っている(または作れる)
- ポイント還元を最大化したい
- 2つの証券口座の管理に抵抗がない
- 投資信託のインデックス投資がメイン
夫婦のNISA全体像については「夫婦NISA完全ガイドはこちら」もあわせてご覧ください。