「楽天証券でNISAを始めると楽天ポイントが貯まるらしいけど、実際どれくらいお得なの?」「楽天経済圏をフル活用するとどうなる?」と気になっている方へ。本記事では、楽天カード積立と楽天キャッシュ積立の仕組みから、夫婦2人分のポイントシミュレーション、楽天経済圏との相乗効果まで具体的な数字で解説します。
楽天カード積立×楽天キャッシュ積立の仕組みを図解
楽天証券のNISA積立でポイントを獲得する方法は2つあります。「楽天カード積立」と「楽天キャッシュ積立」です。この2つを併用すると月10万円までポイント付きで積立ができます。
| 項目 | 楽天カード積立 | 楽天キャッシュ積立 |
|---|---|---|
| 月額上限 | 5万円 | 5万円 |
| ポイント還元率 | 1%(通常カード) | 0.5% |
| 月間獲得ポイント(上限時) | 500pt | 250pt |
| 引き落とし日 | 毎月27日(カード利用分として) | 楽天キャッシュへのチャージ時 |
| 積立日 | 毎月1日(固定) | 毎月1〜28日(任意で選択可) |
| 設定方法 | 楽天証券の積立設定で「楽天カード決済」を選択 | 楽天証券の積立設定で「楽天キャッシュ」を選択 |
2つを併用した場合の流れは次のとおりです。
- 楽天カード積立: 月5万円を自動で積み立て → 500ポイント獲得
- 楽天キャッシュ積立: 楽天カードから楽天キャッシュにチャージ(0.5%還元)→ そのキャッシュで月5万円を積立 → 250ポイント獲得
- 合計: 月10万円の積立で毎月750ポイントを自動で獲得
一度設定すれば毎月自動で積立とポイント獲得が行われるため、手間はほぼゼロです。
楽天経済圏フル活用でポイントが加速する仕組み
楽天証券のNISA積立で得られるポイントは「入口」にすぎません。楽天経済圏を活用すると、日常生活全体でポイントが加速します。
楽天の「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」は、楽天グループのサービスを利用するほど楽天市場でのポイント還元率が上がる仕組みです。NISA投資に関連するサービスだけでも、以下の還元率アップが見込めます。
- 楽天カード: +1倍
- 楽天銀行(楽天カードの引き落とし設定): +0.5倍
- 楽天証券(投信の月3万円以上積立): +0.5倍
- 楽天モバイル: +4倍
これらを合わせるだけで、楽天市場での買い物ポイントが基本の1%に加えて+6倍以上になります。年間の食料品・日用品の楽天市場での購入額が30万円なら、SPUアップ分だけで年間18,000ポイント以上の上乗せです。
NISA積立のポイント還元と日常の買い物ポイントの両方が得られるのが、楽天経済圏の最大の強みです。
夫婦2人分の年間ポイント獲得シミュレーション
夫婦2人でそれぞれ楽天証券のNISAを利用した場合の年間ポイントを試算します。
| 積立パターン(1人あたり) | 1人 月間ポイント | 1人 年間ポイント | 夫婦合計 年間ポイント |
|---|---|---|---|
| カード月3万円のみ | 300pt | 3,600pt | 7,200pt |
| カード月5万円のみ | 500pt | 6,000pt | 12,000pt |
| カード月5万+キャッシュ月3万 | 650pt | 7,800pt | 15,600pt |
| カード月5万+キャッシュ月5万 | 750pt | 9,000pt | 18,000pt |
夫婦2人でフル活用すれば、NISA積立だけで年間18,000ポイントを獲得できます。
このポイントを再投資に回した場合、年率5%で運用すると以下のような効果があります。
- 5年間: 約10万円相当
- 10年間: 約23万円相当
- 20年間: 約61万円相当
年間18,000ポイントの再投資を20年間続けるだけで、約61万円の資産が「おまけ」で生まれる計算です。これは楽天証券でNISAをやる「見えないリターン」と言えます。
マネーブリッジで普通預金金利も100倍に
楽天証券のNISAを始めるなら、楽天銀行の口座開設もセットで検討しましょう。楽天証券と楽天銀行を連携する「マネーブリッジ」を設定すると、普通預金金利が年0.1%になります。メガバンクの普通預金金利(年0.001%程度)の約100倍です。
たとえば、生活防衛資金として200万円を楽天銀行に置いておくだけで、年間2,000円の利息がつきます(税引前)。メガバンクなら同じ200万円で年間20円です。
マネーブリッジにはもう一つ便利な機能があります。「自動入出金(スイープ)」機能です。楽天証券での投信購入時に証券口座の残高が足りなければ、自動的に楽天銀行から資金が移動します。逆に、証券口座に余った資金は楽天銀行に自動で戻り、0.1%の金利が適用されます。
夫婦それぞれが楽天銀行口座を開設してマネーブリッジを設定すれば、2人分の待機資金に0.1%の金利が適用されます。投資に回さないお金も無駄なく運用できる仕組みです。
夫婦で楽天ポイントを活用する際の注意点
楽天ポイントを夫婦で活用する際に知っておくべき注意点が3つあります。
注意点1: ポイントの家族間共有は基本的にできない
- 楽天ポイントは楽天IDに紐づいており、夫のポイントを妻の口座で使うことはできません
- 対策: 夫婦それぞれが楽天カードを持ち、それぞれの口座でポイントを獲得・利用する設計にする。楽天ペイのポイント送付機能で一部対応も可能
注意点2: 期間限定ポイントは投信購入に使えない
- 楽天市場のキャンペーン等で付与される「期間限定ポイント」は、投資信託の購入には使えません
- 対策: 期間限定ポイントは楽天ペイでの日常の買い物(コンビニ・ドラッグストア等)で消費するのがおすすめ。通常ポイントを投信購入に回すと効率的
注意点3: 楽天カードの家族カードではクレカ積立ができない
- クレカ積立は本人名義のカードでのみ設定できます。家族カードでは積立設定ができません
- 対策: 夫婦それぞれが本人名義の楽天カードを発行する。年会費無料の通常カードで十分
これらの注意点を踏まえると、夫婦それぞれが「楽天カード+楽天銀行口座+楽天証券口座」の3点セットを持つのが最も効率的なポイント最大化の方法です。
楽天証券のメリット・デメリットの全体像は「楽天証券NISAのメリット・デメリット」で詳しくまとめています。証券会社選び全般については「おすすめ証券会社ランキング」もあわせてご覧ください。
まとめ
楽天証券のNISAは、楽天経済圏ユーザーにとって圧倒的にお得な選択肢です。
- 楽天カード積立(1%還元)+楽天キャッシュ積立(0.5%還元)で月10万円、毎月750ポイントを自動獲得
- 夫婦2人分で年間最大18,000ポイント。20年間の再投資で約61万円相当に成長
- 楽天SPUの連携効果で日常の買い物ポイントも加速する
- マネーブリッジで普通預金金利0.1%。待機資金も無駄なく運用
- 夫婦それぞれが楽天カード+楽天銀行+楽天証券の3点セットを揃えるのが最適解